先日、読み書きクラス3年生の授業では、お友達にインタビューするというテーマでしっかり相手のお話を聞く、という練習をしました。
日本ほど転勤族が多くはないイタリアではちょっと珍しいかもしれませんが、『もし、転入生がやってきたら…』という設定で、初めて会うお友達のことをどんな風に知っていったらいいのか?
普段の授業中は教科書を読む、書き取りをする、質問に答える、という機会が多い読み書きクラスですが、今回はしっかり相手のお話を聞く、自分の好きなものを伝える、という話す・聞くの練習を日本語でたくさんしました。
お友達にインタビューしてみよう!
まずはご挨拶とプロフィールから…
こんにちは!お名前は?何年生ですか?
こんにちは!エマ(仮名)です!3年生です!
どこから来ましたか?
フィレンツェです!
食べ物は何が好きですか?
おすしです!
男の子たちもがんばりました
普段いたずらばかりして先生たちに怒られてばかりの男の子たちも、いつもと違うインタビュー形式でのお話にやや緊張気味?
少し照れながらも、初めて会うお友達と想定して、色々な質問をきちんと聞いていました。
この他にも、好きな色は?動物は?遊びは?など、相手の好みを聞く質問や、好きな髪形は?というやはり気になるのか、女の子からの質問も飛び出しました!
そして普段の読み書きだけではなかなか聞く機会のない、色々な質問の仕方・答え方など、勉強になったことも多かったのではないでしょうか。
日本に行ったときに役立つかも…?
普段、イタリアで暮らしているけれど日本にルーツを持つ子どもたちは、長期の休みの際にお父さんやお母さんの実家に一緒に帰省したりします。
少しの期間、臨時で転入生になることも。
そんなとき、どんな風に初めての人とお話をすればいいか、今回の授業を少し思い出してもらえたらなと感じました。
インタビュー結果はテルメ教室に展示中!
今回のインタビューの経験は、秋の作品展示として『いろは新聞』にそれぞれがまとめました!
しばらくテルメ教室に展示してありますので、ぜひ見に来てくださいね。
いろはにほへと日本語教室フィレンツェ秋の展示2018・子どもたちの作品をご紹介します!