昨年から始まった、『日伊文化交流協会IROHA』と『いろはにほへと日本語教室フィレンツェ』の合同開催イベント「秋祭り」。
今年も会場は、フィレンツェ郊外カレッジにあるマイヤー病院(Azienda Ospedaliero Universitaria Meyer)にて開催されました。
- 『秋祭り』Festa giapponese d’autunno
- 2019年9月28日(土)・29日(日)
- Piazza Giovanni Meyer 2 a Casa AIL
2018年の様子はこちら:
【イベント】2018秋祭り、大盛況でした!!子供向けコーナー
日本の遊び
日本の遊びスペースでは、おはじき、折り紙、けん玉、紙風船など、昔ながらの日本の遊びを一緒に行いました。
イタリア人の子どもたちも初めて見る日本のおもちゃに興味津々!!
親に背中を押されて、恥ずかしそうに、「やってもいい…?」とおずおずとやってくる子どもたちもいました。
自分で折り紙ができると、目を輝かせて「できたよー!!」とお父さんやお母さんのところに見せに行っていました!
こんな時、イタリア人の親御さんはここぞとばかりに「まぁ、なんてきれいなの!!」「すごく上手、才能あるよ!」と褒めちぎりますね。子どもたちは自分で完成させて褒められたという自信につながる、とても素敵な習慣です。
その他にも、紙飛行機を折ったり、新聞紙でかぶとを作ったりと、お手製のおもちゃを作って楽しそうに遊ぶ子どもたちの姿はとても印象的でした。
絵付け体験
昨年、大好評だったエコバッグへの絵付け体験コーナーです。
フィレンツェでハンドメイドのバッグや小物を制作・販売している中森文子さんのご協力をいただき、色を付けたり絵を描いたり、思い思いの世界で一つだけの自分のバッグを作りました!
自分の似顔絵にしてみたり、好きなキャラクターを描いたり…
そして、「自分の名前を日本の文字で書く」というのも、みんな大喜びでした♪
中森さんのサイトはこちら:
参考 Aya Design Lab日本文化紹介セミナー
そして、こちらはセミナー形式で日本文化を紹介するコーナー。
日本のこと知ってる?日本ってどこにあるの?どんなものが有名?イタリアと比べて何が違う?
子どもたちへ語りかけながら、色々な日本の有名な建物や食べ物などを紹介しました。
「それ、知ってる!」「SUSHI、食べたことある!!」
と、子どもたちもノリノリで参加です。
言葉も文字も違うんだよ!ということにもイタリアの子どもたちは興味津々。
いろはにほへとのお教室に通っている子にとってはよく知っていることでも、イタリア人など他の国の子どもたちには新鮮な驚きです。
セミナー後には、それぞれの名前をカタカナで書いてもらって、ご満悦な様子でした。
そしてイタリア人の大人たちも、「私たちの名前も書いてもらえないかしら?」とやってくる人が多数でした。
日本の家庭料理を楽しもう!
一日目の夕食と二日目の昼食には、いろはにほへと日本語教室フィレンツェに通う子どもたちを持つ保護者の皆さんによって、日本の家庭料理が振舞われました。
一日目のカレー、二日目の焼き鳥ともに大好評。
大量の野菜を切って炒めて、カレーを作ってくださったお母さん方、おにぎりでご協力してくださったり、暑い中焼き鳥をひたすら焼いてくださったお父さん方、本当にありがとうございます。
会場の様子
その他、会場の様子です。
日本文化を紹介する、着付け体験など様々な取り組みや、芸術作品の展示、手作り小物の販売など、色々なコーナーがありたくさんの人に楽しんでいただきました。
普段、お教室に通ってくれている、日本にルーツを持つ子どもたちはもちろん、近所のイタリア人やその他の国の、色んな子どもたちの心にこの秋の一日が「楽しかった」「日本の文化って面白いな」という思い出が刻まれているといいなぁと思います!