日ごとに寒さが増してきて、山の木々も色づいてきましたね。
11月も終わりに近づくにつれてどんどん秋が深まってきました。
今月も、子どもたちと一緒に秋の季節の食べ物、自然、手遊びなどを楽しみました!
ということで、11月の幼児クラスの様子を紹介します。
葉っぱが落ちたら…
この絵本では、みんなが「木」としか認識していない中にも、たくさんの木の種類があることに気づきます。
小さな木、かよわい木もお母さんのように大きくなるとこんな形に!
葉っぱの色はずっと緑だったり、黄色や赤に変わったり。
同じように見えても色んな木があるんだね、というお話。
そして、秋の植物を紹介しました。葉っぱ、どんぐりはみんな大好きで見せるとすぐに言うことができますが、
「葉っぱが落ちると…?」
ん??名前が変わるの??
「落ち葉、といいます」
意外と話題に出さないと聞くことのない名前なんですね。
そして栗も子どもたちの大好物。どんぐりを拾ったり、栗を食べたりといったエピソードを披露してくれる子もいました。
この日は落ち葉を使って葉っぱの写し絵をしました。
紙の下に落ち葉を置いて、鉛筆やクレヨンでしっかりこするとあら不思議、紙の上に葉っぱの形が現れます。
ちゃんと葉脈も写ってきて、とてもリアルな葉っぱの完成です!
おいしいものをお買い物♪
絵本の中では、お肉屋さんにお魚屋さん、八百屋さんに靴屋さん、たくさんのお店が並ぶ商店街にお買い物に行きます。
最近はスーパーで買うよ!というおうちが多いですね。
それでもパン屋さんにはよく行くよ、という子どもも多かったので、今日の手遊びは「パンがさんにおかいもの」。
パン、パン、パン屋さんにお買い物~♪という軽やかなメロディで、ドーナツやパンのみみ、チョコパンなどいろんなパンが出てきてお顔の部分が色んなパンになる楽しい手遊びです。
そして、昔はお買い物に行くとき、こういうものを使っていました!ということで、今回は「風呂敷」を紹介。
事前にご家庭に「風呂敷を持ってきてください」とお願いしていたのですが、さすが皆さん、ちゃんとご用意くださいました!
意外とイタリアでも使っているお家が多いんですね。中には一人で何枚も持ってきてくれた子もいました。
とはいえ、子どもたちは普段自分で使うことはほとんどありませんので、まず名前とどうやって使うか、を一緒にお話を聞きます。
まずは机の上に大きく広げて、お弁当箱を包む練習。
先生がやった通りに見よう見まねでやってみますが、意外と難しい!
苦戦しながらも、最後は上手に包めました。
得意満面な笑顔で満足気です😊✌
そして女の子チームは、大きめの風呂敷を使ってバッグを作りました!
子どもたちの背中にちょうどいいサイズで、とてもおしゃれなバッグやリュックの完成です。
おしゃれガールズたち、とってもよく似合ってますね😍
どんぐりを使って!
みんなが大好きなどんぐりのお話です。
ある秋の日、どんぐりが家の中でたくさん見つかりました。いったい誰が持ってきたの?
不思議なお話で、子どもたちは絵本の世界に引き込まれます。
今日は、そんなどんぐりを使って工作をしました!
お皿に茶色で一生懸命色を塗り、しっぽとお顔をつけたら…
とってもかわいい『でんでんだいこ』が完成しました!
たぬきさんのお手ての部分がどんぐりで、くるくる回すとどんぐりがお腹を打ってポコポコ軽やかな音がします。
子どもたちも気に入って、とても楽しんでくれました!
番外編:七五三
今年はたまたま、日本からのお土産で七五三の千歳飴が登場!!
いつものこの時期は日本に帰る子も少なく、イタリアではもちろん見かけない行事なので話題に出ることも少ないのですが、本物の七五三を見ながらどんな行事なのかお話しました。
珍しい、長ーい飴をもらって興味津々の子どもたち。
飴はお家で食べてね、と渡しましたが、切っても切っても同じ絵が出てくる長い飴はきっと印象に残ったかな!?
長ーい飴のように、元気に長生きしてくださいね!!