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いろはにほへと日本語教室フィレンツェ・幼児クラス10月の様子

10月の様子

久しぶりの対面授業にもすっかり慣れてきた10月、毎週お友達と会えるのを楽しみに、子どもたちは通ってきてくれています。
だんだん気温が下がって季節が進む中、今月は『』をテーマに幼児クラスで様々な日本の秋の食べ物、生きもの、文化を紹介しました。

秋の味覚

絵本
きのこってなんだろう?
小林路子・作/福音館書店

まずは、代表的な秋の味覚として日本でもイタリアでも食べられる、きのこです。
子どもたちもよく知っている「きのこ」ですが、実は種類がものすごくたくさんあるんですね!
この絵本は、きのこ研究の第一人者が作者でたくさんのきのこを紹介してくれています。
見たことのないキノコがたくさん出て来て、子どもたちはみんな興味津々に見入っていました。

そして、この時期おなじみの秋の歌は、「くだもの列車」です。
こちらもたくさんの秋の味覚が出てきます。芋、栗、柿、梨、ぶどう、りんご、…そしてまつたけ!
歌っているだけでお腹がすいてきそうですね😂

さつまいもと梨は日本のとちょっと違いますが、梨は「日本で食べた!」という子もいました。
授業の後半は毎月恒例の折り紙。季節にちなんだ作品、何ができたかは年度末のお楽しみ😍

秋の植物

絵本
どうぞのいす
香山美子・作 柿本幸造・絵/ひさかたチャイルド

秋の景色と植物・味覚がたくさん出てくる、可愛らしいお話です。
心地よさそうな椅子とおいしそうな食べ物を見つけた動物たちが、「全部食べてしまっては、あとの人におきのどく」と次々と自分の持っていた食べ物を置いていきます。
戻ってきたうさぎさんが見つけたのは…?

そして、絵本にも出てきた色々な秋のもの、落ち葉やどんぐり、松ぼっくり…などを紹介して、まつぼっくりけん玉を作りました!

最後にみんなで一緒にけん玉大会!なかなか入れるのが難しいのですが、それぞれに楽しんでくれたようです。

秋と言えば…おいも!

絵本
おおきなおおきなおいも
市村 久子・原案 赤羽 末吉 作・絵/福音館書店

引き続き、秋の味覚といえばおいも!この絵本は日本の幼稚園や保育園でよく読まれていますよね。
クラスのみんなで力を合わせて、おおきなおおきなおおきなおおきな・・・・とーってもおおきなおいもを作るお話、印象的でした。

イタリアではさつまいもがあまりメジャーじゃない(日本のさつまいもと違う…)ので、あまり食べる機会がないかもしれません。
絵本で紹介したあと、おなじみの手遊び「やきいもグーチーパー」をみんなで歌いました!
子どもたちはじゃんけんが大好きなので、この手遊びも毎年とても人気です。

それから、手遊びは秋の味覚がたくさん出てきたので、栗など上から落ちて来るもの…ということで、「おーちたおちた」をみんなでやりました。

りんご、げんこつ、雷のどれが落ちて来るかをよーく聞いて、手を出すか頭を守るかおへそを守るか、パッと動くちょっと難しい手遊びですが、子どもたちはとても素早かったです!

そして毎年、この時期には『秋の展示』ということで作品作りをしています。

いろはにほへと日本語教室フィレンツェ・幼児クラス&読み書きクラスの作品を展示中♪ぜひ見に来てください!

今年は絵の具を使ってあるものを作りました…来月には保護者の皆さんにも見ていただけますのでお楽しみに!

すもう大会

絵本
どんぐりずもう
いしだ えつ子・作 飯野 和好・絵/福音館書店

こちらも恒例の絵本、色々などんぐりがお相撲大会を開きます。
行司さんもちゃんと登場して、「〇〇山の勝ち~!」とセリフがあったりと臨場感たっぷり!

楽しい絵本で子どもたちの目がキラキラしたところで、お相撲体験!
まずは、紙で作ったお相撲さんを戦わせるトントン相撲です。

たたく場所や強さでうまく戦ったり、一人で倒れてしまったり、結構難しいんですよね。
そして、さらに本物のお相撲にも挑戦!

行司さん役とお相撲さん役になって、それぞれ戦いました!

はっけよーい、のこった!」と初めて聞くセリフだったのに(たぶん)、見事に使いこなしています。

 

取組前は四股をふんだりして、思い思いの力士たちでした。
それぞれに対戦しましたが、取り組み方に個性があって楽しいお相撲大会となりましたよ!

初めて見て、そしてやってみた相撲というものが気になったようで、お家でお母さんと一緒に本物を動画で見たというお友達もいました。
お教室でお話したことに興味を持ってくれて、本当に私たちもうれしいです😊