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日本の伝統的なお正月

おせち料理

日本のお正月は、家族が集まり、新しい年の幸運を願う大切な行事です。イタリアのクリスマスと似ていますが、日本には特別な風習や食べ物があります。

日本の家では 「門松」「しめ飾り」 を飾り、年神様を迎えます。これらは、家を清め、良い運気を招くためのものです。大晦日(12月31日)には 「年越しそば」 を食べます。そばの長い麺は「長寿」を意味し、また切れやすいことから「過去の悪いことを断ち切る」という願いが込められています。

1月1日の朝、日本では 「初日の出」 を拝み、神社やお寺に行く 「初詣」 をします。これは新年の健康や幸運を願う大切な行事です。

また、お正月には 「おせち料理」 という特別な食事を食べます。おせち料理には、それぞれに縁起の良い意味があり、新しい年が良いものになるようにという願いが込められています。

おせち料理の意味

黒豆(くろまめ)
「まめに働く」「まめに暮らす」という言葉にかけて、健康で元気に一年を過ごせるようにという願いが込められています。

数の子(かずのこ)
魚の卵がたくさん詰まっていることから、「子孫繁栄」を願う食べ物です。

かまぼこ(紅白)
赤色は「めでたさ」、白色は「清らかさ」を表し、お祝いの色とされています。

栗きんとん(くりきんとん)
栗きんとんの黄金色は「財産」や「金運」を象徴し、お金に恵まれる一年を願う料理です。

昆布巻き(こぶまき)
「よろこぶ(喜ぶ)」の語呂合わせから、縁起の良い食べ物とされています。

だし巻き卵(だしまきたまご)
卵が層になっていることから、「知恵が増える」「学問成就」の意味を持ちます。

田作り(たづくり)
昔、小魚を田んぼの肥料に使って豊作を祈ったことから、「五穀豊穣(豊作)」を願う料理です。

日本とイタリアのお正月には違いがありますが、どちらも家族と過ごし、幸せを願う大切な時間です。イタリアの家庭でも、日本の文化を取り入れながら楽しくお正月を過ごしてみてください!

お正月